poohrunningの「改訂版:明日はちゃんとします。」

いやはや…いつまで続くことやら…。

モトヤエクスプレスがシトロエンになった 笑

ちょっとした仕事で久し振りに代官山を訪れた

 

仕事が片付いた後、折角の代官山なので事務所に戻る前にモトヤさんでエスプレッソでも啜ってやろうと駅前に行ったら…
アイコンであるベージュの軽バンが片隅に寄せられ、眩いばかりの純白のシトロエンHバンが鎮座ましましている
バンの中をそっと覗いてみると、いつもの店長でなく社長の伊藤素樹氏自らいらした

 

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伊藤素樹氏が代官山の駅前駐車場に停めた軽自動車で、チンバリのマシンを駆った本格エスプレッソを飲ませる店「モトヤエクスプレス」を始めてから26年経つ

ぼくが初めてモトヤさんに行ったのは開業の翌年で、この店でエスプレッソの美味さを教えてもらったようなものだ

 

はじめてエスプレッソを飲む際、素樹氏からフランクに話しかけて頂いて以来、いつもお互いの情報交換(言ってしまえばバカ話である)をさせて頂く程度、懇意にして頂いていた
また、店を訪れる老若男女の客同士のコミュニティも楽しくて、勤めていた会社が恵比寿にあった頃は毎日のように、恵比寿から離れてからも数年の間は代官山に足を運ぶ機会も多々あったので、そんなときは必ずモトヤさんで話をしながらエスプレッソを啜ったり、素樹氏とモトヤエクスプレスをぼくの当時勤めていた商業施設に出店する企てをして、素樹氏と関係各庁を東奔西走したこともあったり(保健所の認可が降りず未遂に終わったが)、爾来、殆んど私的で少しだけ仕事絡みで…楽しくお付き合いをさせて頂いていた

 

その後、モトヤエクスプレスの店舗数が増え、素樹氏が店を離れてから暫くして、ぼく自身も代官山を訪れる機会が少なくなって素樹氏と顔を合わせる事もなくなってしまった

 

なんともお懐かしい…


素樹氏とゆっくりと話しをするのは10数年ぶりぐらいである


何よりもチンバリのマシンを駆って素樹氏が淹れるエスプレッソはこの上なく美味い
◯タバや◯ルーボトルにゃあこの味は出せまい
何せ、イタリア人のルチアーノ・ベネトン氏が「こんなに美味いエスプレッソはイタリアでも飲めない」と言わしめた程である


時間が許すなら、あと2杯くらいは飲んでいたいくらいだが、そうもいかない

 

たかだか10分程度だけど、控えめに思い出話と久し振りの情報交換(言ってしまえばバカ話である)をして、序でに数年前より素樹氏がローストしているという珈琲豆を買って店を後にした

 

今夜は買った豆をドリップして飲む事にしよう